百福 

器 工藝 南青山

2025年7月5日 (土)〜11日(金) 安彦年朗(木工)・井内素(陶) 二人展

Toshiro Abiko (Wood) × Moto Iuchi (Ceramics) Duo Exhibition
Jul 5 sat-11 fri

In Mito, Ibaraki, Toshiro Abiko carves wood with a gentle touch, bringing to life small objects that seem to carry a quiet humor. His spoons, figures, and utensils are not just tools, but characters—each whispering fragments of a hidden tale.

In Fushimi, Kyoto, Moto Iuchi shapes clay by hand, creating vessels that embody calm and softness. The texture of the soil, the impression of the hand—each piece carries the artist’s gaze and breath, as if holding a memory in form.

Different in material, expression, and rhythm, their works come together in a single space.
And when they do, a quiet stage appears—like a scene from a distant land, familiar yet new.

These are objects for daily life, yet they invite the imagination to wander.

We hope you’ll come and experience this gentle world woven from wood and clay—full of subtle humor and warmth.

安彦年朗(木工)・井内素(陶) 二人展

茨城・水戸で木を削り、彫り、そこに小さな命を吹き込むように、安彦年朗さんはカトラリーやオブジェをつくります。手のひらにのるそれらは、使える道具でありながら、どこか不思議な存在感をまとい、物語の一場面を想像させてくれます。
京都・伏見で手捻りの器を生み出す井内素さんの仕事は、静かでやわらか。土の質感をそのまま生かしながら、軽やかでいて凛とした佇まいを見せてくれます。人の手のかたちがそのまま残る器には、作り手の呼吸やまなざしがそのまま宿っているようです。

素材も、表現も異なるふたりの作品が、ひとつの空間に並んだとき、どこか遠い国の舞台のような、不思議で懐かしい景色が浮かびます。
日々の道具でありながら、見る人の想像力をくすぐるものたち。
木と土から生まれたユーモアとぬくもりの物語を、どうぞ体感しにいらしてください。

2025年7月5日(土)〜11日(金)
会期中無休
営業時間 12時~18時 v 最終日17時まで
2025年7月5日 (土)〜11日(金) 安彦年朗(木工)・井内素(陶) 二人展

2025年7月19日 (土)〜25日(金) 落合芝地展(木工)

Shibaji Ochiai solo Exhibition

Shibaji Ochiai is a woodworker based near Lake Biwa in Shiga Prefecture.
With a deep understanding of the grain, texture, and temperament of wood,his craftsmanship gives rise to forms that hold both softness and tension.
Each piece carries both practical function and sculptural beauty in equal measure.
Out of the everyday landscape, a distinct and unwavering contour quietly emerges.
We invite you to encounter its presence.

落合芝地さんは、滋賀・琵琶湖のほとりに工房を構える木工作家です。
木という素材の質感やクセを知り尽くしたうえで、
柔らかさと緊張感をたたえたフォルムに落とし込むその手仕事は、
道具としての実用性と、造形美が同居しています。
日常の景色に立ち浮かぶ、凛とした輪郭。
その佇まいをどうぞご覧ください。

2025年7月19日(土)〜25日(金)
会期中無休
営業時間 12時~18時 
最終日17時まで

2025年7月19日 (土)〜25日(金) 落合芝地展(木工)

7月の営業日

※グレーの日は店休日となります。

※仕入れ等により不定期でお休みをいただくことがございます。

2025年前半 展示会予定

4月5日(土)-11日(金) 田中孝太展 (陶)
4月19日(土)-25日(金) 小島陽介 (陶) 奥島圭二 (ガラス) 二人展
5月17日(土)-23日(金) 大矢拓郎展 (木工)
6月7日(土)-13日(金) 尾形アツシ展 (陶)
6月21日(土)-27日(金) 秋田菫展 (陶)
7月5日(土)-11日(金) 安彦年朗 (木人形) 井内素 (陶) 二人展
7月19日(土)-25日(金) 落合芝地展 (木工)

What's New?

「安彦年朗・井内素 二人展」のしつらえが整いました
入荷のお知らせ
こんばんは。百福です。安彦年朗(木工)・井内素(陶) 二人展のしつらえが整いました。安彦さんが木で作る、謎のイキモノ感あふれるカトラリーやオブジェ。井内さんの、異星からの物体X的な光を放つ器たち。今回は、お二人の作る、小さな異世界が店内に広...
「秋田菫展」は先ほど終了しました
入荷のお知らせ
こんばんは。百福です。「秋田菫展」は先ほど無事会期を終えることができました。 会期中は梅雨時期らしい蒸し暑い日が続きましたが、足をお運びいただいた皆さま、ありがとうございました。秋田さんが描くやわらかな草花の絵付と、唐津の土がもつしっとりと...
「秋田菫展」のしつらえが整いました
Exhibition
こんばんは。百福です。秋田菫展のしつらえが整いました。 唐津の素朴でしっとりとした土の表情、その上に秋田さんの軽やかな筆で描かれた草花たち。それらが、やわからなフォルムと相まって、品のある落ち着いた空間となりました。 日々の料理が映えるシッ...
秋田菫さんの工房を訪ねました
Exhibition
2025年3月某日、秋田菫さんの工房を訪ねました。秋田さんは唐津の山の中腹に工房を構えています。 秋田さんは、武蔵野美術大学の陶芸専攻を卒業後、唐津の竹花正弘氏の元で修行、三年間学んだのちに独立。一昨年念願の薪窯を自作し完成させ、現在は、そ...
「尾形アツシ展」は先ほど終了しました
Exhibition
こんばんは。百福です。 「尾形アツシ展」は先ほど終了しました。会期中お越しくださった皆さま、通販をご利用いただいた皆さまに、こころよりお礼申し上げます。粉引の器に囲まれて楽しい一週間でした。今展意外だったのは、比較的大きめの器(といっても7...
「尾形アツシ展」の設えが整いました
Exhibition
こんばんは。百福です。明日から始まる尾形アツシ展の設えが整いました。 尾形さんは奈良県宇陀市で粉引や刷毛目を中心に作陶なさっています。当店では2年ぶりの個展開催となります。今回は、定番の器に加えて、薪窯で焼かれた器や壺など、存在感のある作品...
「大矢拓郎展」は先ほど終了しました
Exhibition
こんばんは。百福です。「大矢拓郎展」は先ほど終了しました。会期中お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。今回は当店では初めての個展ということで、百福好みの漆の作品を中心に、盆や箱物をいろいろお持ちいただきました。刳りものも、指物...
「大矢拓郎展」の設えが整いました
Exhibition
こんばんは。百福です。明日から始まる大矢拓郎展の設えが整いました。 京都・亀岡を拠点に制作されている木工作家・大矢拓郎さん。丸太を割り、割れ跡や木の癖を生かし、手のひらに収まる鉋で削り出していく仕事の中に、大矢さんの「もの」に対する姿勢と思...

店舗移転のお知らせ

ももふくは、この度、店舗を町田から外苑前に移転することとなりました。 町田での営業は10月9日(土)まで、新店舗は10月の末頃オープン予定です。
店舗移転のお知らせ