さて、うつわの合わせ方、ももふく流、2回目。
前回、器を組み合わせを考えるときは、まず、素材の違うものを組み合わせるといいですよ、ってお伝えしました。
今回は、器の大きさの組み合わせ方です。
基本は、一つの食卓で、大小いろいろな大きさの器を組み合わせる、ということ。
例えば、今日の朝食。
メインの生姜焼きは5寸皿
れんこんのきんぴらは4寸深小皿
付け合わせのキャロットラペは3寸弱のお猪口
そして、飯碗、汁椀、という組み合わせです。
メインが大、副菜1が中、副菜2が小、となってまいます。
こうすることで、食卓の景色にリズム感がでて、目を楽しませてくれます。
そして高さ方向。
高さのない平皿をメインにもってきたときには、副菜には少し高さのある器を。
またメインに鉢などの深さのあるものをもってきたときには、副菜には平皿を合わせる。
こうすることで、見た目に奥行き感がでます。
これは、朝食のような軽い食事のときも、夕食などで沢山の器を並べるときも、考え方は一緒。
普段のありきたりのおかずであっても、盛り付ける器を工夫することで目先が変わり、いつもの定番の料理も楽しく美味しくいただけますよ。
ぜひお試しください。