※お知らせ
明日8/24(水)は14時からの営業となります。よろしくお願いします。
お醤油は「生醤油」をうたったものが多くなりましたね。密封ボトルを使っていて、お醤油の味が落ちないので、お醤油差しに移し替えることも、もしかしたら少なくなってきているのかもしれませんね。
でも、やはり食卓に出すのには、ちょっとサイズが大降りですし、使う分だけを醤油差しに入れ替えて出した方が、食卓の景色がよくなりますよね。
一家にひとつは、あるといいですね。
※こちらはオンラインシッョプには出ていませんので、ご希望がございましたら、mail orderのページからご注文ください。
最近、人に聞かれたので、少し、わたくし田辺のことを書いてみますね。
以前は建築設計の仕事をしていました。(もう10年以上図面描いてません)
よく「建築をやっていたのに、どうして器を扱うようになったんですか?」って聞かれます。
「全然違う種類の仕事ですよね」って言われます。
うーん、そうかもしれませんけれども、でも、実は、そこは一本の線で繋がっている。
設計の仕事をしながら、ギャラリーやセレクトショップをやっている人はとても多いです。
それはなぜかといえば、設計という仕事をする人は、生活空間が、どうすると心地よいのか、良質なものに囲まれた暮らしが、どのくらい人にいい影響をもたらすのか、身をもって、知っているから、です。
心地いい空間が、どれだけ人によい影響をもたらすか、を常に感じているから。
だから、いいものを届けたい、使ってほしい、と思うのです。
「いいもの」とは、人によって定義はそれぞれではあるのですが、やはり根底に共通したものは、あって、
作り手が、真摯なモノ作りをしているもの。
建築の仕事で設計者は、図面は描くし、現場の管理もするけれども、建物を実際に建てるのは、現場の職人さんです。
職人さんが、いい仕事をしている現場は、建物の価格の高低にかかわらず、とてもキモチいいのです。
真摯に仕事をする人の現場はキモチいい。素材がいいとか悪いということとは別に、仕事の質がいいのだ。
いい気が宿る。
それは、そこに住む人にも、必ず響く。
だから、居住空間に置かれるものも、そういうものを選んでほしいと思う。
そういうものを使ってほしい。
そういう思いで、店をやっている人が多い。
いいものが持つ、その力を知っているから、こそ、いいものを選んでほしい、と思っている。
すくなくとも、わたしはそうです。
だから、モノ作りに真摯に向き合っている、作家ものの器にこだわって店をしています。
暮らしのものは、「いいもの」を選んでくださいね。