
在るものを ただ見つめる
ここには、かたちを持った存在が並びます。
手を通して現れたものに共通するのは、何かを語ろうとしていないこと。
日常に馴染むものもあれば、視線を拒むものもある。
どれも、誰かにとって必要だったかたちであり、
今はただ、ここにあります。
この空間に身を置き、その濃度や静けさを、輪郭のないまま受け取ることがある。
その何かを受け取ってもらえればと思い、この場所を開いています。
この空間で扱うもの
言葉にならない衝動から生まれたもの
扱っているのは、形や技術ではなく、
「作らずにいられなかった何か」から生まれたモノたちです。
説明や物語よりも、佇まいや気配にこそ、
その存在の本質が宿っています。
作り手について
語ることより、黙って作ること
作品の背後には、発語よりも深い意志があります。
私たちは、その「語られなさ」そのものを受け取るようなつもりで、
作り手と向き合っています。
どこかで見たものではない。
誰かの模倣でもない。
“何かを生みたい”という衝動の断片に惹かれる場所です。
空間について
音のない濃度
展示は、そのときどきのモノたちが最も静かに存在できる配置を選んでいます。
音楽はありません。照明も最小限です。
手に取ることよりも、まずはただ“そこにある”ということを、感じていただければと思います。
百福
〒107-0062 東京都港区南青山2-11-6
Tel 03-6447-0952
営業時間 : 12時~18時
不定休
※専用の駐車場はございません。お近くのコインパーキングをご利用ください。
(店の前の駐車スペースは、当店のものではありません。)
※各種クレジットカードご利用いただけます。