百福 

工藝 器 南青山

「穀雨」小島陽介・奥島圭二 二人展の設えが整いました

「穀雨」小島陽介・奥島圭二 二人展の設えが整いました。

伊賀という焼き物の土地で生まれ育ち、その風土のリズムや質感を器に宿す小島陽介さん。
使う土や焼成に至るまで、土地と密につながりながら、自らの手で割った木を焼成に使い、料理人の眼差しをもって器を構想される方です。
器はすべて、食と空間の一部として設計されているような存在感を放っています。

一方、滋賀・高島を拠点に活動する奥島圭二さんは、ガラスという素材の可能性をひたすらに探求し続けています。
透き通った表層に、地層のように重なり合う色や質感。静けさのなかに、素材の息づかいを感じる作品たちは、ただの器にとどまらず、風景の断片のようでもあります。

おふたりの作品が並ぶと、空間は一気に華やぎ、深く、そして力強くなります。
それぞれが「使うための器」でありながら、「見るための作品」としての強度もあわせもち、まさに一客一客が語りかけてくるような展示となりました。
暮らしの中で手にする器のあり方を、もう一度見つめ直したくなるような展示です。

明日初日は、おふたりとも在廊予定。
また、奥島さんによる呈茶もございます(無料/予約不要)。
作品と共に、お茶をいただく贅沢なひとときを、どうぞお楽しみください。

春の雨が百穀を潤すこの季節にふさわしい、心華やぐ展示です。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。


Apr Sat 19- Fri 25
This season marks “Kokuu,” one of the 24 solar terms, symbolizing the spring rains that nourish a hundred crops.
Yosuke Kojima from Iga, Mie Prefecture, creates ceramics with a deep commitment to local clay and minerals.
Keiji Okushima from Takashima, Shiga Prefecture, continues to explore the expressive potential of glass.

Inspired by the theme of “Kokuu,” these two artists bring their unique sensibilities to their chosen materials.
We invite you to experience their creations.

On the opening day, Saturday, April 19th, there will be a tea ceremony featuring their works. Please feel free to join us — participation is free of charge.


春雨の恵みが百穀を潤すという
二十四節気の「穀雨」にあたるこの時期。
三重県の伊賀で地元の土や鉱物にこだわり作陶する小島陽介さん。
滋賀県の高島で硝子という素材に挑み続ける奥島圭二さん。
このお二方に「穀雨」をテーマとして、
それぞれの感性を、その素材に炸裂させていただきます。
ぜひ、ご高覧ください。

4月19日(土)は、お二方の作品で呈茶がございます。
お気軽にご参加ください。

2025年4月19日 (土)〜25日(金)
営業時間 12時~18時
最終日17時まで
作家在廊日 4月19 日(土) 
※DMの最終日の日付が間違っておりました。 
正しくは25日(金)です。訂正してお詫び申し上げます。  


百福
〒107-0062
東京都港区南青山2-11-6 1F
momofuku@momofuku.jp
Open 12:00 – 18:00
不定休
お問い合せはお電話・メールでお気軽にどうぞ。

・地下鉄銀座線 外苑前駅 4a出口 徒歩5分
・地下鉄銀座線 半蔵門線 大江戸線 青山一丁目駅 5番出口 徒歩5分
※専用駐車場はございません。
お車でお越しの場合は、近くのコインパーキングをご利用ください。

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