並びました。渡邊心平さんの器たち。
この画像をパッと見ると、白い器が多いように見えますけれども、実際には色絵の器がメインです。繊細でやわらかな筆で描かれる吉祥文様は、年末年始の華やかな食卓にぴったりです。また、定番の染付の小皿や、普段の食卓にアクセントとして取り入れたい可愛らしい赤絵の器もたくさんあります。
渡邊心平さんは、奥様とお二人で作陶なさっています。轆轤やデザイン、一部の絵付けを心平さん、メインの絵付けは奥様が担当なさっています。
渡邊さんは、ご実家が愛媛県の砥部焼の窯元だそう。生まれた時から、砥部焼の染付に馴染んで暮らしていました。学生時代に石川県の県立美術館で見た古九谷に魅せられ、そこから初期伊万里、古伊万里に魅かれるようになったのだそうです。
そんなことから、実家のある砥部焼ではなく、佐賀の有田で学び、独立してからは、古伊万里の雰囲気を目指して染付を中心に作陶活動をなさっていました。
そして、この数年は、初期色絵の持つ、可愛らしく華やかな絵付けの器に挑んでいます。この色絵たちは、日本料理の職人さんたちに、大変人気があります。上品で、お料理を引き立ててくれる器たち。
今回は、そうした料理人の方々に好評をいただいている器のほか、家庭でも、普段の食卓に.取り入れやすいタイプの器もたくさん並んでいます。価格も比較的お手頃なものをたくさん作ってくださいました。
この機会に是非、渡邊さんの色絵の世界を手にしてみてくださいね。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
古伊万里に魅せられ陶芸をはじめたという渡邊さん。
最近は、初期色絵や古伊万里といった古典をベースに
料理人のための器を作っています。
今回は、家庭の食卓でも取り入れやすい、
大きさや形、絵柄の器を作ってくださいます。
ぜひ、お運びください。
会期 2019年11月26日(土)〜29日(金)
会期中無休
営業時間 12時~19時 最終日17時まで