山田隆太郎展より今日は片口をいろいろご紹介します。
上画像 鉄彩片口 径15cm 高さ7.5cm 4860円
黒釉片口 径15cm 高さ8cm 4860円
粉引片口 径15cm 高さ8cm 4860円
上記3客は、若干楕円で持ちやすい片口です。容量は1.5合ほど。
お酒の器としてだけでなく小鉢としても。だいたい5寸程度の鉢と同じ使い勝手です。
粉引片口 大 A 径18m 高さ9cm 8640円
粉引片口 大 B 径18m 高さ9cm 8640円
粉引片口 大 C 径18m 高さ10cm 8640円
上記3客は、大降りな片口です。お酒の器としてというよりも鉢として、おかずを盛ると見栄えがします。だいたい6寸程度の鉢と同じ使い勝手です。
器の縁に小さな注ぎ口がついた器を片口といいます。
もともと、液体を注ぐための器です。
昔は瓶からお醤油やお酒を容器に移すための道具として使われてきたものです。
今は、お酒がお好きな方は、徳利ではなく片口を好む方も多いです。なんでも西の人は徳利を好み、東の人は片口を好むとか。
いろいろなタイプの片口がありますけれども、今回の個展にあるような、口の広めで高さの低いタイプのものは、鉢として煮物や和え物を盛ったりして使うと、丸い器が多い食卓に変化がでて、見栄えがします。
ただ、土ものの片口に、おかずを盛ってしまうと、土に盛った料理の匂いがついてしまいますので、香りの繊細なお酒には使い難くなります。
お酒の器として使う場合は、はじめからお酒専用として使うことをおすすめします。
山田隆太郎展
会期 2016年10月22日(土)〜29日(土)
12時~19時 最終日17時まで
会期中無休ゴツゴツと粒子の粗い土を使い、大胆ながらも繊細なラインをもつ器たち。土ものならではの魅力あふれる作品が並びます。
ぜひお運びください。