この帽子を逆さにしたような器。
リムが広くて、余白がきちんと計算されていて、料理を美味しく見せてくれる器。
やっぱりこの皿にはパスタだな、と思って、きのこモリモリパスタを盛ってみました。
うふふ。レストランみたい。
というか、レストランで食べるより、ずっと贅沢な感じ。
これが器の力なのでありますよ。
土井善男作 緑白釉八寸鉢 径24.5cm 高さ6cm 内径14cm 深さ3cm 8640円
うっすら緑がかったマットな白磁です。
マットですけれども、カトラリーなどでこすってもキズになりにくく、長くこの雰囲気を楽しめる器。
やっぱり美しかー
土井さんの器の向こう側にサラダを盛った器は新道工房さんの器。
灰釉4.5寸深鉢 径14cm 高さ5.5cm 3240円
やわらかな黄色に貫入が沢山はった器。使い込むと少しずつ色がはいってさらにさらにカッコ良くなります。
和食も似合いますけれども、イタリアンなどの洋を盛っても素敵です。
上の土井さんの8寸鉢におじやを盛ってみました。
ただの「おじや」(“おやじ”ではない)が、ゴージャスに
新道工房の丸小鉢にお茶を入れて合わせてみました。
新道工房 染付花文丸小鉢 径8.3cm 高さ6cm 3780円
白磁と染付の組み合わせは洋風にも和風にも使えて、とてもカッコいい。
やっぱり、こういう和食器ならではの組み合わせって好きだわー。
みたいな器が並んでいる「新道工房・土井善男二人展」は明日まで。
ご来店お待ちしております。(明日は17時までです)
新道工房・土井善男 二人展 10月3日(土)〜9日(金)
古き良きものに倣い和食・懐石に使える器を
と作陶に励む新道工房の宮本茂利さん。
白磁のもつ白の奥行きと、白だから表現できる美しさを
追求しつづける土井善男さん。
お二人の食の器への思い入れが、
食卓に美しさという豊かさを運んでくれます。
12時〜19時 ※最終日17時まで 会期中無休