こんばんは。百福です。
「夏宵のうつわ」展、先ほど終了しました。
関東は梅雨も明けていないというのに、思いの外暑い日が続いた一週間。
それにもかかわらず、遠方からもたくさんの皆さまにご来店いただき、
器やガラス、トレーをじっくりお選びいただきありがとうございました。
昨年に続き出展していただいた、鈴木美雲さん。
昨年より一段と、よい雰囲気が増した灰釉の器たち。
鈴木さんの器を何年も前から、少しずつ手に入れているというお客様が
「毎回手にするたびによくなっている。ずっと応援している。」
とおっしゃっていました。
そんな鈴木さんファンの方が何人もいらしたので驚きました。
鈴木さんファンが着々と増えていること、とても嬉しく思いました。
今回、初めて出展いただいたヤマノネ硝子さん。
美しい気泡の入ったガラスや氷紋のガラスが人気でした。
やはり、この暑い時期、涼しげなガラスが食卓に並ぶだけで、
さわやかな風が通るように感じますよね。
また、ボトルや花器など器とは違った形のあるものは、海外の方に大好評でした。
器だけでなく、いろいろな形のものを、これからも沢山作っていただきたいと思いました。
大矢拓郎さんの木工。
我谷盆やはつり盆のような、手彫り跡の美しさはもちろんのこと、
拭漆が作り出す味わいのある盆も大好評でした。
生木を割って板にし、はつったり、彫り出したりする板ならではの、
やわらかなライン、少しササクレだったような跡、虫食いの跡までもを、
味わいと感じてくださる方々が多くいらっしゃることが、とても嬉しく思いました。
いい展示会だったなぁ、と思います。
また、今回のうつわたちは、これからオンラインショップの準備をしますので、
そちらも是非楽しみにしていただければと思います。