2/26 満席となりました。
ちょっと前に、こちらの記事でお知らせしていた器をデッサンするワークショップを3月5日(土)に開催します。「器を描くことを通して、器の形や質感を、自分の目で見て、紙の上に再現してみることで、器を感じてみよう」という講座です。
『器をデッサンするワークショップ』
■日時 : 2016年3月5日(土) 13時〜17時頃まで
■場所:ももふく
■講師:松井祐介
■定員:6名 (最小催行人数4名)
■受講費:5000円(税込み 教材費込み)
■持ちもの:手ぶらでどうぞ。(手の辺りが周りが汚れてもいい格好でどうぞ。)
■内容 : 店内にある器の中から描いてみたいものを選び、それをB3サイズの画用紙に鉛筆でデッサンします。一つの絵を最後まで仕上げます。
■対象 : 大人 絵を描いたことがなくても、まったくの初心者でも大丈夫です。
・絵を描いてみたい、
・デッサンってどういうもの?
・器を描いてみたい、
と思われる方。
お申込みはメールで。
件名に「器デッサンワークショップ参加希望」として、以下をご記入の上お申し込みください。
・お名前・当日連絡のつくお電話番号・メールアドレス
ご応募おまちしております。
今回のワークショップについて
器をデッサンする、を体験してみた
↑こちらの記事で書きました通り、ワタシ自身が、ちょこっと教えてもらっただけなのですけれども、器を紙に描いてしてみたら「今まで見えていなかった部分が見えるようになった」ような気がしたのです。
器の存在そのものだったり、器がある空間だったり、そういったものを、描くという行為を通して眺めてみると、今までとは違った器の姿を捉えることができた、ような気がしたのです。
それが面白くて。新しい発見ができる喜びみたいなものがあって。楽しくて。
で、皆さまにも、それを楽しんでもらえたらいいな、と思って、器をデッサンするというワークショップを開催することにしました。
講師は松井祐介さん
今回講師をしてくださるのは松井祐介さん。
1999年 武蔵野美術大学 造形学部工芸工業デザイン学科 卒業後、数多くの店舗の企画やMDに携わってきた方。
面白い方で、デザインなどの話を始めると、ずーっとしゃべっていて、わたしなんかは、実は、さっぱりワケがわからないんですけれど (笑
でも、ものの形の捉え方や、それをどう、紙の上に再現するか、ということは、ものすごくわかりやすく、教えてくれるのです。人に合わせて教えるのが上手い。小さなヒントを沢山くれる。で、そのヒントが深いのだ。
「なんで、そんなに上手く教えられるの?」ってききましたら、「自分が描けるようになるのに、ものすごく苦労したから」とおっしゃいます。「感覚じゃなくて理屈で説明できる」のだそうで。
確かになるほどなー、と。だから、モノを見る視点に、普通に眺めるだけでは見えてこないところを、見えるように気づかせてくれる。
絵の描き方って、教えてもらったことないんですよねぇ。
子供の頃、もちろん学校の授業では、何度も何度も絵を描く授業ってあったのですけれども、モノを見て「こうやって描く」って、教わったことがない。
絵を描ける人は、教わらなくても描けるし、絵がうまい人は、教わらなくても上手い。
そして、べつに上手くなくても、絵は誰でも描けるし。
だから、絵なんて「教わるものではない」し「教えるものでもない」のかもしれませんけれども。
でも、ですね。
絵を描く、を教わると、モノが見えるんですよ。
モノに対して、今まで感じなかったことを、感じることができるようになるんです。
これって、すごいこと。
だから、やってみませんかー?
上手く描けるようになる、という講座ではないので、下手でいいです。描けなくていいのです。でも、描けるようになる。見えるようになる。そういう視点を、松井さんが教えてくださいます。楽しいですよ。
ご応募おまちしております。