7月18日(土)〜31日(金)まで開催の「そばの器展 -夏の麺を美味しくいただく-」の器が並びました。
おもわず心がはずむ可愛らしい器から、ぐっとくる渋い器まで、日本の夏の食卓に彩りを添えてくれる素敵な器たちが沢山です。
今回参加してくださった作家の器をちょことご紹介。
古川桜さん。今回唯一の女性作家。磁器の染付と色絵の作家です。
古川さんの作品は、のびやかでやさしい筆遣いのモダンな絵柄が魅力です。
色使いも素敵で、眺めるているだけでも、心にパッと花が咲くような感じ。
お名前の印象そのものの器だなぁ、なんて感じます。
増田勉さん。粉引や鉄釉、最近は絵柄のある器もいろいろ作っています。
ももふくでも定番で置いている皿や小鉢などは、使い勝手がよく、とても人気です。
今回も蕎麦猪口はもちろん、いろんな形の片口や、感じのよい貫入の器などを作ってくださいました。
「また沢山つくっちゃいました」と増田さん。
あると嬉しいサイズ感の器が、何種類もあります。普段使いに嬉しい器です。
光藤佐さん。オンラインショップではご紹介していないので、はじめてご覧になる方も多いかもしれません。
ベテランの作家です。和食の料理人に愛される、渋い器を作る方。
今回はすべて穴窯で焼いた作品で「絵唐津がほしいです」とお願いして作っていただきました。
「渋すぎちゃったかなぁ。」とおっしゃっていましたけれども、その渋さが、すごくいいのです。
普段使いに取り入れたい器たちです。
中村一也さん。再生ガラスで作っている作家です。
少し緑がかった懐かしいような色合いのガラスが、他の和食器と合わせる時に、違和感なくなじんで、お料理も映えます。
今回は蕎麦猪口のほか、小皿や小鉢を作ってくださっています。
手持ちの器にあわせたくなるガラスです。
蜂谷隆之さん。漆器です。
ももふくでは定番で汁椀や飯椀をいれていただいていますけれども、今回は、蕎麦猪口のほか、大皿、大鉢、麺鉢などの大物中心。
漆器を食卓に足すと、いつもの料理も、お料理屋でいただくような雰囲気が楽しめます。
大きな漆器は、なかなか目にすることも少ないと思いますので、この機会にぜひ、お手にとってみてくださいね。
というわけで明日より月末までの2週間「そばの器展」開催です。
和食器ですけれども、和食だけでなく洋食やエスニック料理を盛っても絵になる。
カジュアルだけれども品があり、品があるのに、堅苦しくなりすぎない。
夏の料理、見た目に涼しく、美味しい器。
そういう器たちが並んでいます。
ぜひ、おはこびください。
おまちしております。