「あ、カエル鳴いてる?」
「コオロギ飼ってるの?」
店で津田貴司さんのCDをかけていると、必ず何名かの方に聞かれます。
「CDなんですよー」って言うと「これ欲しいです」という方が多くいらしたのですが、「Amazonで買えますよー」なんて言ってました。
が、完売して絶版状態だったらしく、ここのところ手にはいらなかったのです。
残念だなぁ、と思っていたところ、先日、津田さんご自身から「リイシュー版が出ましたから、よかったら」とご紹介いただき、この度、ももふくに入荷しました。
『湿度計』
もともとSTARNETレーベルより発表した2007年作のCDを今年再発盤したものです。
今、この季節。湿度に感じるうっとおしさを払拭する、瑞々しく清らかな水の風景が瞼の奥に広がるサウンドです。
ちょっと気持ちが浄化されるような心地よさです。
ただいま店内で、ずっと流していますので、試聴しにいらしてくださいね。もちろん店頭で販売しております♪
今朝津田さんがFacebookでおっしゃってました。
「録音物を売る時代は終わったと か、ダウンロードで充分とかいう話もありますが、ぼくはやっぱり録音作品としてのCDを作り続けたい。ライブを聴くのも好きですが、録音物は聴けばたちど ころにその音楽の空間に身を浸すことができる、特別な装置です。そういう意味でも音(楽)は時間というよりも空間に属するのだと思います。」
特に「音は時間というよりも空間に属するもの」というところに、激しく共感いているワタクシなのです。