こんばんは。百福です。
1月28日(土)より開催した「清水なお子展」は先ほど終了しました。
ご来店いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
まだまだ寒い日が続きそうですが、明日は立春。
清水なお子さんの器で、いつもの食卓に春らしさを足して、楽しんでいただければ嬉しく思います。
また今回は、清水なお子さんの器を手にするのは初めて、という方もたくさんいらっしゃいましたので、
あらためて清水さんについてご紹介させていただきます。
清水なお子さんは、京都の亀岡市に工房をかまえ、主に、染付や色絵の磁器の器を作っていらっしゃいます。
1974年 大阪生まれ。
京都精華大学美術学部造形学科陶芸専攻を卒業されたのち、京都の藤塚光男氏に師事。
2000年に独立されました。
今年で23年目です。
絵を描くがお好きで「もっと上手くなりたい」と、いまでも絵を習いに通ています。
最近では、精緻な筆使いの大物に挑戦したり、新しい技法に取り組んだり、と以前にもまして、、精力的に作陶に励まれています。
今回の展示でも「赤絵の掻き落とし」に挑戦なさっていました。昔から愛される牡丹の花の絵柄を、赤絵の掻き落としで描くことで、可愛らしさと品のよさが同居する器に仕上げていました。
「まだまだやりたいことがたくさんあるんです」と、常に新しいことに挑戦している姿は、使い手にも伝わるようで、個展のたびに新作を楽しみにされているお客様が、何人もいらっしゃいます。
ファンを育て、ファンを増やしている素敵な作り手です。
また次回は2年後に、清水なお子さんの個展を予定していますので、ぜひ楽しみにしてください。