今回作っていただいた作家の方々の器は、どちらかというと「和」の雰囲気が強く、和食を盛るもの、と思われがちですが、洋食を盛っても、カッコいいんですよ。
ということで朝ごはん。
洋食というほどのものではありませんが、パンとスープ、ソーセージとデザートの柿を、4人の器に盛ってみました。いいでしょう。この日常感。普通なんだけれども、普通じゃない。「スペシャル」というほど気取った感じてはないけれども贅沢な感じ。なんか、ちょっと、贅沢。っていうのが、作家の器のいいところです。
今日の器
食パンの器
川口武亮 緑青六寸深皿
径19cm 高さ3.5cm
4950円
深い緑のような青のようなグレーのような、微妙な色合いがかっこいい器です。川口さんの器の発色、実にいいです。たまらんっ。器のフチに立ち上がりがあって、少し深さがある器です。とんかつとキャベツ、煮魚、のようなメインのおかずにどうぞ。
スープの器
増田勉 刷毛目呉器型碗 小
径12cm 高さ8cm
3300円(税込)
高めの高台のある碗です。飯碗サイズですが、高台があるので、お茶漬けなどの汁気のあるごはんや、豚汁などにも。今回のようにスープ碗としても素敵です。 粉引タイプの大サイズ(径13cm 高さ9cm 4180円)もあります。
ソーセージの器
村木雄児 三島5寸皿
径15cm 高さ4cm
4400円(税込)
村木さんの三島。やっぱりカッコいいなぁ!白化粧のかすれ具合、下地の色や焦げ色の雰囲気。いいんですよね。
お醤油ベースの和食も似合いますけれども、オリーブオイルベースの洋食も似合います。少し深さがありますので汁気の多いお料理を盛ってもOK。取り皿としてどうぞ。
柿を盛った器
小峠貴美子 染付縞文角小鉢
9.5cm×9.5cm 高さ5cm
3520円(税込)
3寸の小鉢です。染付の呉須の滲む感じが、シンプルなラインに表情を与えて、味わい深い器です。深さがありますので、和え物などだけでなく、ヨーグルトなどのデザートにもどうぞ。