寒い、寒い、とはいえ、やっぱり暖冬ですね。
ほんの何年か前までは、この季節は、耳あてをしないと、犬の散歩に出られないような日がありましたけれども、最近は、耳あてなんて必要ないですものね。お店でも、あまり見かけなくなりましたね。耳あて。
そんな暖かな冬ですけれど、体が温まる、甘くてやさしい味の、おしるこやぜんざいを、無性に食べたくなったりします。そういえば、関西では、節分に「厄除けぜんざい」をふるまうとか?小豆の赤色が厄を除けてくれるのだそうで。
こちら関東では、あまりなじみがないように思いますけれども、この季節にぜんざい、いいですよね。
というわけで、小豆をコトコト煮てみました!
というのはウソで、富沢商店で煮てあるものを買ってきました 笑 いまだに残っているお正月のお餅を焼いて、どぼんと入れて、いただきました。
ほんのりあまくて美味しい。濃く入れたほうじ茶と一緒だと、また一段と美味しい!
今回、ぜんざいを入れた椀は、蜂谷隆之さんの高台付蕎麦猪口です。李朝の椀を模した、この形が、本当にカッコよくて。
蕎麦猪口というくらいですから、そんなに大きな椀ではないのですが、意外とたっぷりな容量。
食事のときに、沢山はいらないけれども、ちょっとは味噌汁が欲しい、という方にも、いい感じのサイズです。
うっすら下地のすける「木地呂」というタイプです。使い込むと艶が出て、木地の木目が、もう少し見えてくるようになります。いい味わいになります。おすすめ。