今日は、今年最初の金継教室の日、初回でした。
この金継教室は、全6回。約3ヶ月をかけて、金継の初歩の初歩を習得するコースです。
今回は、漆の歴史や、性質、産地の話の他、漆による「かぶれ」の話など、漆の基本のレクチャーのあと、実際に欠けの器の補修作業をしていきました。
今回は、お若い男性が一名いらしていて、女性ばかりの回のときと、ちょっと雰囲気が違います。ぴりっと引き締まる感じ。作業もサクサク進むようでした。
最近本当に金継のお問い合わせが多く、特に「自分でやってみたい」という方が増えました。「なぜ金継教室に参加しようと思ったんですか?」と伺ったところ、「金継」という響きにひかれてとおっしゃっていました。
実際にやってみると、作業工程が多く、手間暇かかるものだということがわかり、またそれも楽しいとのことでした。
天野さんの金継手順書。
わかりやすく丁寧につくられています。
これをベースに教室を進めていきます。
次回は来週。
割れの器を継いでいきます。