今日は、天野志美さんの「はじめての金継教室」2回目でした。
今回は「割れ」の器の接着と、
前回のつづき「欠け」 の下地調整です。
割れの器は、漆で接着すときに、
ズレないように形を整えつつ調整していきます。
器は丸いし、箇所によって器の厚さが違ったり、
重さが違ったりしますから、
接着したあとに重みなどで歪みがでないように、
細心の注意をはらいつつ、漆を塗って固定します。
欠けの器は「コクソ」を作って、前回直した箇所に塗り重ねていく、
という作業をしました。
作業をしながら、天野さんが漆にまつわる話をいろいろしてくださるのですが、
今日面白いなぁ、と思ったのは、
「蜂🐝の巣」って、漆でひっついているのですって!
あの家の軒下とか、枝の間とかに、ぶらさがっている巣です。
蜂は漆も採集しているのですねぇ。
自然の接着剤を知っているとは、驚きですね。
という感じで、作業中も、いろいろな話が聞けて面白い金継教室なのでした。