今日は、天野志美さんの「はじめての金継教室」1回目でした。
今年の二期目です。
最近、金継教室のお問い合わせをたくさんいただきます。
「大切にしていた器が欠けてしまった」
「割れてしまったけれども、捨てられなくて」
「器を、直して使いたい。」
そういう方が増えているようです。
今回の開催の教室も、何ヶ月も前からお待ちいただいた方が数名。
そして、前回の教室から引き続き受講される方もいらっしゃいます。
この教室では、新漆などの樹脂系のものを用いず、
本格的に漆を使って器を継いでいきます。
そのため、手間もかかりますし、技術的にも高度になってきますので、
なかなか難しいところもあります。
その難しいところを天野さんが、
それこそ丁寧にわかりやすく教えてくださいますので、
はじめての方でも、とても美しい仕上がりの金継になります。
今期も、まずは、漆の扱い方から、
そして小さな欠けの直しの下地づくりからはじまりました。
次回は二週間後に割れの器をくっつける作業をしていきます。
そうした工程を何回かくりかえしていき、
今年中に仕上がるスケジュールでの教室です。
仕上がりまで、楽しく学んでいきます。