岐阜の多治見で作陶している石黒剛一郎さんから器が入荷しました。
石黒さんは、中国の官窯の陶磁器に魅せられ、青瓷や白瓷の器を作っている作家です。
青瓷(せいじ)、白瓷(はくじ)は、青磁、白磁とは違って、ベースが磁器ではなく、陶土を使ったものをそうよぶことがあります。
石黒さんの作る器も、磁器ではなく半磁器というか、土ものの土を使って作ったもので、雰囲気にやわらかさのある美しい器です。
石黒剛一郎作 青瓷楕円輪花鉢 A
径17cm×12.5cm 高さ4cm
2700円
貫入のある青緑色が美しい輪花の楕円鉢です。
横幅が17cm、6寸ほどありますが、奥行きが狭い楕円ですので、
使い勝手としては5寸くらいの感じです。
和えものや煮物、フルーツなどのデザートを盛ると素敵です。
石黒剛一郎作 白瓷楕円輪花鉢 A
径17cm×12.5cm 高さ4cm
2700円
こちらは上の青瓷と同じ形の白瓷版です。
やわらかなアイボリーで、貫入に植物の煮汁で色をいれています。
画像ではわかりにくいのですが、器によって、
色の入り方にムラがあります。
とても雰囲気のよい味わいのある器です。
石黒剛一郎作 青瓷楕円輪花鉢 B
径14.5cm×11.5cm 高さ3.5cm
2484円
どことなく桔梗の形をした楕円小鉢です。
使い勝手は4寸サイズ。
青緑色の青瓷が、なんとも上品で味わいがあります。
貫入に植物の煮汁で色をいれています。
画像ではわかりにくいのですが、器によって、
色の入り方にムラがあります。
また、ツヤの出方も違います。
煮物や和え物に。
石黒剛一郎作 白瓷楕円輪花鉢 B
径14.5cm×11.5cm 高さ3.5cm
2484円
上の青瓷の白瓷版です。
貫入に植物の煮汁で色を入れています。
色のでかたにはムラがあり、
器によって濃かったり薄かったりします。
石黒剛一郎作 青瓷長角皿
17cm×10cm 高さ2cm
2700円
貫入のある青緑色が美しい長角皿です。
横幅が17cm、6寸ほどありますが、
リムがあって、奥行きが狭い細長い角皿です。
小さめの切り身の魚や、前菜や薬味の盛り合わせなどに。