新道工房展 5日目。
今日は個展ならではの作品をご紹介。
上画像
祥瑞花唐草遊童子図州浜鉢
22cm×22cm×3cm
75600円
祥瑞紗綾形文州浜鉢
22cm×22cm×3cm
54000円
祥瑞八角酒杯
径6cm 高さ5.5cm
14040円
染付引き盃
径8.5cm 高さ3cm
6480円
染付楼閣図デミタスカップ&ソーサー
カップ 径5.3cm 高さ4.8cm
ソーサー 径11cm 高さ1.8cm
7560円
さて、冒頭でご紹介している祥瑞。
祥瑞は、「しょんずい」と読みます。
もともとは、中国の明代(1368~1644)に景徳鎮でよく用いられた文様で、濃い呉須で、青海波、七宝、格子などの連続した幾何学文様を地紋のように細かく書き込んだもののことです。
その時代の、日本の茶人たちが好んで中国から輸入したもので、いわゆる古染付の中に多く見られる文様です。
緻密で美しい文様は、茶人たちだけでなく、現代の料理人、染付愛好家にも、愛されています。
なかなか、家庭の食卓に並ぶことは少ないものかもしれませんが、こうした美しい伝統的な技法の器は、作り手の技量が試されるもので、これを次の世代に伝えていけるよう、作り手は、そこに挑戦しつづけたりするものなのでありますよ。
「新道工房展」
3月25日(土)〜29日(金)
色絵に挑戦するようになって数年。
最近それが少しずつ形になりだした
という新道工房の宮本夫妻。
春の食卓を華やかにしてくれる色絵や染付の器が並びます。
皆さま是非おはこびください。
場所 ももふく
会期 3月25日(土)~31日(金)
12時~19時 最終日17時まで
会期中無休
お問い合わせ
042-727-7607 火曜〜土曜 12時〜19時
momofuku@momofuku.jp