受付時間は1時〜4時まで。
欠けてしまったり、割れてしまったり、ヒビが入ってしまった大切な器、金継(漆継)でお直ししたい器をお持ちください。
その場で、お見積もりをし、ご納得いただければ、器をお預かりしてお直しをさせていただきます。
お値段は、小さな欠けの「漆仕上げ」で一箇所3000円〜、割れで5000円〜。「金」や「銀」仕上げの場合はプラス2000円〜です。
お預かりした器は、だいたい3ヶ月〜半年でお直しできると思います。
直せるかどうか、ちょと相談してみたいという方も大歓迎です。
ご予約は不要です。
お気軽にいらしてくださいね。
「金継ぎ(きんつぎ)」とは、割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、継ぎ目に色漆や金や銀を蒔いて飾る、器の修理法です。
最近は金や銀の価格が高騰しているため、お直しの際には画像のような「漆継」が主流です。
上画像は漆の上に花模様の飾りがされていますけれども、このような装飾も、金継の技法のひとつ。
このような色絵の器などは、絵柄に合わせた色漆でお直しすることもできます。
ちょっとした欠けなど小さなキズでしたら、器に合わせた色で、直した部分がほとんど目立たないような仕上げにすることもできます。
金継をしてくださるのは、天野志美(アマノ シトミ)さん。
天野さんは、武蔵野美術大学を卒業後、金継ぎを始められ9年。
今は他のお仕事をしながら、金継ぎをなさっています。
樹脂などを使わず、本格的に、きちんと全てを漆でお直ししてくださいます。
金継ぎは難しい技術で、未熟な技術だと、せっかくお直ししても、使っているうちに、割れてきてしまったりしますが、天野さんの金継ぎは、漆でしっかり固定できますから強固なお直しです。
金継ぎに機能と美しさを求めている天野さんの仕上は、他の方ではあまり見られないタイプのお直しで、しっかりした割れなどのお直しですと、漆を盛り上げた装飾的な美しい仕上げです。
金継をなさっている方が、わざわざ見学にいらっしゃるほど高い技術のものです。
お直ししたい器がございましたら、ぜひ天野さんにお任せください。