昨日はお休みをいただき益子の秋の陶器市に行ってきました。
半年に一度、ここで会える作り手と、お互いの近況だったり、これからについての話をしたりする。
普段は遠く離れていて、電話で話すことはあっても、なかなか会うこができない人たちと、顔を見て同じ空気と時間を共有できる楽しみが、ここにはある。
ここは、室内で行われる個展のような閉じられた空間とは違って、緊張感よりも開放感にあふれているので、個展では聞くことのできない話を聞かせてもらえたりする。
ほんの十数分ずつしか顔を合わせることができないけれども、その短い時間であっても、お互いが感じている今を確認できて、嬉しかったり楽しかったり。
こういう時間は、とても貴重なことだと感じているので、この陶器市に出かけるのは、かかすことのできない行事なのです。
今回も、とても有意義な時間を過ごすことができました。
あぁ、来年のことが、少し見えてきた、かも。
今回の陶器市は初日が平日なので、人出も少ないかと思いましたけれども、さにあらず。
写真は午前中の早い時間でしたから、人もまばらに見えますけれども「平日なのに、こんなに人くるのー!!(こんな不便な場所に!!)」でしたよ。
今日からの3連休、もっと人で賑わうことでしょう。
陶器市、楽しいですよ。
いろんな人、いろんなもの、いろんな器に出会えます。
美味しいものもありますよ♪
連休中のご予定が未定の方、陶器市、いかがですか?
「豊増一雄 余宮隆 二人展」2013年11月9日(土) ~16日(土) 12時~18時 会期中無休豊増一雄さんは有田で初期伊万里のもつ風合いを追求した磁器を作り、余宮隆さんは熊本で地元の土を使い土と火が作る表情を追求した陶器を作る。二人とも登窯の仕事。 陶芸の本質に向き合う作り手。濃く深く渋い器、並びます。是非、手にしにいらしてください。