器あれこれ

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粉引の白

「粉引」と書いて「こひき」とか「こびき」と読みます。土ものの器で、粘土で形成した素地の上に、白泥を化粧掛けし、その上から釉薬をかけて焼いた器です。土ものならではの土味のある質感と、白化粧の温かみのある白が、磁器にはない、粉引ならではやわらか...
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作家の器を扱うということ

作家の器。これって、つまるところ、どういう位置づけのものなんだろう。この仕事を始めてから、疑問に思ったことでした。建築の仕事から、この仕事(器の世界)にはいったので、店を始めた頃は、最初は生活の道具、食卓を彩るものの一部、インテリアの一環と...
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内側を満たすもの

作家の器には、何か、がある。それはやっぱり、画像だけでは伝えられなくて、もちろん言葉にもできなくて。実物を手にしてみないとわからないものかもしれない。でも、それは確実にそこに存在していて、それは必ず手にした人に伝わるもの。器は、その形の中に...
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器の裏側

「器の裏側が好きなんです」とその方はいいました。「器を洗って、こう、伏せて置いたときに、あぁ、いいなぁって思うんです」「器の裏側が好きなんです」とその方はいいました。器の裏側。土ものの器は特にそうですけれども、器の裏側に、美しい景色のあるも...
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器 にし ひがし その弐

上画像 土井善男作 白磁六角小鉢 径12cm 高さ5.5cm 3240円「この話のつづきを書いてください」というリクエストをちらちらといただいているのですが、なかなか勉強不足で上手にまとめられないので、先日の、新道工房・土井善男二人展のとき...