大阪堺の八田亨さんから器がとどきまた。
地元の原土を自ら堀って器を作っています。
地元の原土を使っていると聞いたので、「堺って土がとれるんですか?」ってびっくりしてお尋ねしました。
形にするのは難しい土が多いそうですが、そこにおもしろさを感じ、あえてそれに挑戦しているそうで、画像の粉引の汲み出しは堺の上神谷の土を、他の器には岸和田の土が使われていたりします。
原土を使っているだけあって、なかなかワイルド。
男くさ〜い、力強い器たちです。
小石がゴロゴロ浮いていたり、泥ヒビがあったり、ツヤがあったりなかったり、ゆがみやたわみがあったり、焦げや鉄粉があったり。
この汲み出しは大降りなので湯呑みとしてもいいと思いますし、小鉢にしても。
お茶だと野草茶とか、一保堂のいり番茶のような、ちょっと癖のあるお茶にぴったり。
もちろん普通にほうじ茶や緑茶にも。ガブガブ飲みたいときに使いたい器です。
径11cm 高さ7cm 3024円