
こんばんは。百福です。
「川口武亮展」は先ほど終了しました。
たくさんの皆さまにご来店いただきありがとうございました。
今回は、川口さんが登窯で焼いた器や茶碗などを中心に、
秋のしつらえにふさわしい作品の展示となりました。
ぐい呑みや片口など、酒器がとても人気でした。
以前の灯油窯で焼かれた器は、最後に薪を入れて焼くことで表情を作っていました。
その器たちは、薪の表情もありつつ、透明感の高い釉が特徴でした。
今回の登窯で焼かれた器たちは、長い時間で焼かれることにより作られる、
やわらかさと深みのある表情が印象的でした。
これからは、様々なものを窯や土を使い分けることで、
よりバリエーションに富んだ作品が展開されていくのではないか、と思います。
茶碗や酒器は、ますます面白いものが焼けてくるのではないか、
と川口さんのお話を伺っていて感じました。
また次回の展示を楽しみにしたいと思います。


