【ちいさな個展　第5回】　福岡県の石田辰郎さんの器

ちいさな個展　第5回は、福岡県糸島で作陶されている石田達郎さん。
使い勝手のよい味わいのある器は、個人飲食店のシェフにも人気です。

「どうして陶芸家になったのですか?」と聞いてみましたら、
自分の手だけで作り出せるものを仕事にしたかったから、
とおっしゃっていました。

高校を卒業後、まずは、有田の窯業大学校に行き、
有田らしい磁器焼を学び、そののち、
中里鉄也氏に師事。

土もののもつ、仕上がりの面白さに魅かれ、
土と釉薬と焼きで表情を作り出す焼き物を作っています。

今回は、最近始めたという、面白い表情の器をご紹介しています。
作品名をクリックするとオンラインショップに飛びますので、
合わせてお買い物もお楽しみください。

溶岩の、とけたような肌合いが美しい片口です。
お酒お好きな方に。

シンプルな上絵が美しい片口です。
縦型で、お酒が注ぎやすいです。

大胆に描かれた模様が美しい、鉄絵のフリーカップです。
容量200mlで、結構たっぷりはいります。
お茶はもちろん、コーヒーや焼酎にもどうぞ。

細い鎬が美しく入った白磁の筒湯呑みです。
石田さんの白磁は、少し緑色がかった白で、
ところどころに小さな鉄粉が散って味わいがあります。

渋いオレンジとグレーが混ざり合った、
渋い色合いの粉引の5寸鉢です。
煮物やサラダなどにどうぞ。

渋いオレンジとグレーが混ざり合った渋い色合いの粉引の小鉢です。
鉄粉も雰囲気よく飛んでいます。
一人分の和え物や、お漬物などに。

ざらっとした質感のサンドグレーに、
墨絵のような模様が出ている6.5寸浅鉢です。
肉料理など少し高さを出して盛り付けると映えます。
アジア料理や、カフェご飯にも合いますよ。

鉄のような表示用のある7寸のリムのある皿です。
メイン皿として、またパスタやカレーなどにどうぞ。

ざらっとした質感のサンドグレーに、
墨絵のような模様が出ている6寸の浅鉢です。
煮物や肉料理などにどうぞ。

ざらっとした質感のサンドグレーに、
墨絵のような模様が出ている5.5寸の浅鉢です。
肉料理など、少し高さを出して盛り付けると映えますよ。

ざらっとした質感のサンドグレーに、鉄絵で文様が描かれた6.5寸の浅鉢です。
煮物や肉料理、カレーなどにどうぞ。
アジア料理やカフェご飯にも合いますよ。

1977年　神奈川生まれ
1997年　有田窯業大学校卒
中里鉄也氏に師事
2000年　開窯福岡県糸島にて作陶