増田勉展 5日目。
今日は片口をご紹介します。
片口は器に注口がついたもので、もともとは、大きな甕から小さな容器に移すために使う道具だったもの。それが、お酒の器になったり、鉢として使われるようになりました。
お酒好きな増田さんだけあって、雰囲気のよい片口が揃っています。
薪ならではのツヤのある釉薬が素敵な粉引の片口です。こちらは今回のDMに使った器。
御本の出方もいい感じです。
少しざらつきのある粉引です。縦型で、お酒が注ぎやすいタイプです。容量200ml。
右 増田勉作 粉引片口 中
径13cm×12cm 高さ8cm
4320円
大きすぎず小さすぎずで人気のタイプです。
増田勉作 籾灰貫入染片口 中
径12cm×11cm 高さ8.5cm
4320円
左は貫入をお茶で染めて色が入っているタイプ。右は染めていないタイプです。
増田勉作 灰釉片口 中 (薪)
径12.5cm×11cm 高さ8cm
5400円
どちらも薪で焼かれた灰釉の片口です。渋い味わい。
左 増田勉作 象嵌筒口片口
径835cm 高さ8cm 容量200ml
3888円
ツヤのある灰釉に象嵌で模様がほどこされた片口です。
右 増田勉作 艶黒筒口片口
径835cm 高さ8cm 容量200ml
3888円
ツヤのある黒にざらっとしたテクスチャーがかっこいい片口です。
増田勉作 籾灰黒絵筒口平片口
径15cm 高さ7cm
5400円
見込みに黒で魚の絵が描かれた口の広めの片口です。和え物などの盛り鉢としても。
明日も「増田勉展」でおまちしております。
粉引、刷毛目、灰釉、黒釉、鉄彩、etc.
土ものならではの表情の面白さを、
いつも追求している増田さん。
普段使いの器という形の中に、
焼きものの面白さが詰まっています。
そんな器に、ぜひ出会いにいらしてください。
9月23日(土)~29日(金) 12時~19時
最終日17時まで 会期中無休