「今回は粉引が良く焼けたと思っているんです。」
と光藤佐(みつふじ たすく)さん。
「自分が焼きたいと思っているものに近づいてきた。」
なんともいえない、懐の深さのある粉引。料理が盛られてこそ、この器の表情が生きてくる。
そういう器たちです。
上画像 粉引四方鉢 22.5cm×20.5cm 高さ8cm 8640円
フォルムの美しい四方鉢。貫入の表情も目跡も、器の雰囲気とぴったり合って、バランスのよい器。
夏は素麺を盛って、テーブルの真ん中に出したり、煮物や焼き物を盛っても。
料理が絵になる器。
粉引7.5寸鉢 径22.5cm 高さ5.5cm 12960円
大降りな焼き魚や煮魚をどーんと盛りたくなるような器。
もしくは、イタリアンとか。そういう料理も映える。カレー皿にしてもいいかも。ゴージャス✨
粉引3寸皿 径8.5cm 高さ3cm 2160円
手塩皿として。
表情が、それぞれ、いい。小さい中にも、この器のエッセンスが詰まっています。
今回入荷している光藤さんの器は、全て穴窯(薪窯)で焼かれた器です。
窯の中の、どの位置で焼かれるかによって、ものすごーく表情が変わるのが薪窯。
その表情のおもしろさ、奥深さを、楽しみたい。
作り手が、その焼きを楽しむように、使い手も楽める。
そういう器。
「そばの器展」つづきます。