輪島の塗師の土田和茂さんから漆の5寸三段重が届きました。
明るめの赤と明るめの黒。
どちらも、ぱっと見た目ではほとんどわからないほどなのですけれども、うっすらと布目の透ける、とても上品なお重です。
お正月のおせちですと2〜3人分。小さな家族向け。
また、おせちは好きなものだけを詰めるとい場合には、見栄え良く盛りつけやすい大きさです。
もちろんお正月のおせちだけでなく、お花見や運動会の行楽弁当箱として、また菓子器としても活躍させてくださいね。
普段には、小さな器を使って仕切りにして、器として使っても素敵です。
15cm×15cm×15cmの立方重箱です。
一番下の段だけ深さが違い高さ5.5cm 深さ4.8cm。上の二段は高さ4.5cm 深さ4cm。
ベースの木地としてに使っている木は「アテの木。」輪島のある石川県の県木でヒノキアスナロという木の方言で「アテの木」というのだそうです。
赤、黒ともに86400円
木地に無垢材を使った本漆の重箱ですから、お値段もそれなりです。ちょっと上質なコート一着くらいでしょうか。
コートよりも、ずっと長く、それこそ一生ものなのが「漆の重箱」。
洋食器に合わせても、和食器に合わせても、絵になります。
やっぱり、いいですよねぇ〜 ウットリ
こちらは板皿。菓子皿としても、お造りなどの、ちょっとした料理をのせても素敵。
上の赤いほうは弁柄の朱、下は墨黒です。
どちらも、4寸×7寸(11cm×21cm) 厚さ0.5cm 4860円
白漆の上に漆を塗り、その上から布目を型押ししています。 下地の白が透けてラインが浮かび上がったデザインになっています。
(実は上のお重も同じ作り方ですが、しっかりとした赤と黒の漆で塗られているのでお重はほとんどこの布目が見えない仕上げです。重箱の縁に若干見える程度です。)
モダンな器と相性のよい板皿です。