こんばんは。百福です。
「藤吉憲典展」は先ほど終了しました。
沢山の皆さまに藤吉憲典さんの世界をご堪能いただけたように思います。
ご来店いただき、また器を手にしていただきありがとうございました。
藤吉さん。
在廊してくださったときに伺ったお話によれば、今頃はイタリアのミラノからジェノバを回られているところです。
近年、海外でのご活躍目覚ましい藤吉さん。
海外で発表しているのは器ではなく、立体物や書画などのアート。
欧米のセレブの間で大変な人気です。
実は百福での個展にいらしてくださった皆さまからも、立体物のお問い合わせも沢山いただきました。
なかなか日本では藤吉さんのアート作品を見られる機会がないのですが、近い将来、日本でも藤吉さんのアート作品が手にできる機会が増えていくような気がしております。
器とアート。作る時の意識の向かう方向が全く違うものだそうです。作る過程も全く違う。アートを作る時は、アートしかできない。今は年の1/4ほどはアート作品に集中しているとか。
ご自身の中にある沢山の引き出しから一つずつ形にしていくのがライフワーク。器もアートも向かう先は違うけれども、同じ比重で向き合っているそうです。
次回の個展では、どんな藤吉さんが見られるか、今から楽しみです。