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こんばんは。百福です。
渡辺林平展の器並びました。
皿であり鉢であり碗である。
用途の決まっていない名前のない器たちです。
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ベースは粉引と刷毛目、いわゆる白化粧をほどこした器です。
使い方は、使い手に委ねられている。
どう使ってもいい。
どう使っても、料理が映えます。
お節料理のようなハレの日の料理も、やきそばのようなケの日の料理も。
器に浮かぶ奥行きのある表情がよいです。
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備前や信楽の壺、花器もいい。
形も表情も。
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器はも花器も、主役の背景になるものだから、背景としてふさわしい表情と懐の深さがあり、それでいて単体としても、その存在が成立する。
渡辺さんは山茶碗がもつ、簡素な佇まいが作り出す美しさが好きなのだそうだ。
そうした美しさを追求しているのだなぁと思わせる器が並びました。
明日10日(土)から「渡辺林平展」、ぜひ、器を、花器を、探しにいらしてください。
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備前に穴窯を構え、備前の壺のみならず、
粉引や刷毛目の器を作る渡辺さん。
「古陶にみられる静かながら凛とした佇まいを焼きで表現したい」
と窯に火をいれる。
「いい器が焼けました」
「使ってみてほしい」
そう熱く語る渡辺さんの器が並びます。
是非お運びください。
12月10日(土)〜16日(金)
会期中無休
営業時間 12時~18時 最終日17時まで