今日は、松井祐介さんによる『器をデッンする』ワークショップを開催しました。
デッサンを通して、器の存在、形をとらえる、そんなところを目指した教室です。
松井さんのレクチャーで鉛筆の削り方から始まり、デッサンの基礎についての簡単な説明ののち、選んだ器を実際に描いていきました。
はじめは、みなさん、どこから描き始めるのか、形を捉えるというのはどういうことなのか、なかなか難しかったようでしたけれども、一度理解できてしまうと、そこからは一気に、仕上げまで進んでいったような感じでした。
「正直、一日で、ここまで描けるとは思っていなかった」と松井さんはおっしゃていましたけれども、皆さん、それぞれに選んだ器の特徴をよく捉えて、かなりいい感じに仕上がっていました。
参加してくださった方々は、「形を見方がわかった」「おもしろかった」と、いってくださいました。
よかったー。
私自身が教えてもらったときの、あの「目から鱗」な感じを、参加してくださった方々も、それぞれに感じていただけたようで、本当によかったです。
これをきっかけに、器を見たり選ぶときに、今までとはちょっと違った角度からも器を見ていただければ、選ぶ楽しみが増すと思います。
また、身近なものもデッサンしてみたりすると、新しい発見があって面白いかもしれません。
ぜひ、今日のデッサンで体験したことを、日々の中でも意識して見てみていただければと思います。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
松井さん、ありがとうございました。