すべらかな手触りが嬉しいめし碗。
「これは何釉というものですか?」
と尋ねましたら、
「これは地元の土(足尾)を使っているので、その色がでていて、釉薬自体は透明です。」
とおっしゃっていました。
グレーのようなピンクのような薄い小豆色のような、何とも言えない微妙な色合いが素敵なのです。
ごはんの白が映えそう。いい色だ。
重くはないのですけれども、手にしたときに心地よい重さを感じます。
といっても、何客かあるので、それぞれ感じは違います。
「なんか、いいんだよね。」
郡司庸久さんの器は、そういう器です。
なに風でなく、なに焼きでなく。
郡司庸久 めし碗 2100円