うつわ ももふく 

作家もの和食器の店 東京町田 

郡司庸久 郡司慶子 展 3

郡司庸久 郡司慶子 展

不思議な色がでている。

何がどうなるとこういう色がでるんだろうか。

作家にとっては下世話な質問なのだろうなぁと思いつつ「なんでこういう色になるの」などと聞いてみた。

すると「どうしてこうなったか実はよくわからない」という答えが返ってきた。

そうなのか、と思う。

「陶芸は表現ではない」と慶子さんが言っていた。

そうなんだろうな、と、最近、ようやくわかってきた。

意図してやっていることがあらわれている、というわけではないのだ。

そういうものなのだなぁ。

この碗を買ってくれたTさんが、また次の日にも来てくれて「これで黒米のごはんを食べたら色が綺麗で」と嬉しそうに話してくれた。

この紫に、黒米ごはん、すごく合うな。

器って、そういうものだな。

美味しくごはんが食べられて嬉しい、のが器。

そっか。

と思って、黒米ごはんを炊いてみた。

この碗に盛るのを想像しながら。

飯碗 2700円


郡司庸久 郡司慶子 展

7月9日(土)〜16日(土) 『郡司庸久 郡司慶子 展』

常に新しいことに挑戦している郡司さん。
「釉薬に動きのあるものをいろいろ試してきて、ようやく形になってきた」
とお話してくださいました。
遊び心のある器が並びます。
ぜひお運びください。