うつわ ももふく 

作家もの和食器の店 東京町田 

天野志美さんの金継教室 第2期3回目

160606_1今日は天野志美さんによる金継教室の第2期3回目。「下地調整」をしました。

前回「固め」をした器に、「欠け」のものはコクソを塗って下地調整をし、「割れ」のものは接着した割れの部分からはみ出した糊漆を削ってならすという作業です。

詳しい手順などは第1期をご参照くださいませ。→こちら

まず「欠け」の下地づくり。そのための「コクソ」を作ります。

「コクソ」というのは欠けて凹んだ部分を埋めるために塗っていくもので、糊うるしにコクソ綿などを練り込んみ骨材として機能させるもののことです。

「コクソ」を作るのに、ごはんを練って糊うるしを作るのですが、この「ごはんを練る」というのが、地味ながらも「大切」で「面倒」で「時間がかかって」、その上、コツがあって難しい作業だったりします。

今日は、そのコクソ作りに時間のほとんどを費やしていました。

下地を作る、という作業は、ここで手抜きをすると、後でいろいろ面倒なことになってしまうので、何よりもしっかり作り上げなければならないのでした。

 

160606_2「割れ」の器の下地調整は、前回接着した割れの部分からはみ出した漆を、画像のようにして彫刻刀などで、なめらかにならしていく、という作業です。

この作業で、漆の表面をいかになめらかにできるかが、仕上げの際の「出来映え」に大きく関わってきます。

これがとても難しい作業で、ついうっかり、漆を剥がし過ぎてしまったり、なめらかにできなかったり。

手先の細かな作業です。

 

「難しい作業〜!」って見ている私が音を上げているのに、作業している皆さまは「楽しい〜♪」とおっしゃっていました。すごいわ〜。

「美しい仕上げ」という目に見えるものの裏側には、こうした地道な作業が積み重ねられているのでありますよ。

次回4回目、まだまだ地味で地道な作業が続きます。

 


 

2016_05・ももふくDM01oL
6月11日(土)〜18日(土) 沖澤康平(ガラス)・古川桜(磁器)二人展

涼やかで透明感のある沖澤さんのガラス。

清々しいたったで描かれた古川さんの色絵や染付。

夏の食卓をさわやかに演出してくれる器が並びます。

皆さまぜひおはこびください。